同じ風景の中で、正しいパースペクティブで人物を描く
上の図は、同じ空間の中に同じ身長の人物を三人描いた物です。これならば、人物がどんなに奥にいようが手前にいようが、正しいパースぺクティブで人物を描く事が出来ます。
では、細かい手順を紹介します。
まず、水平線と立ち位置を決めます。
人物を置きます。
二人目の立ち位置を決めます。
人物を置きます。
水平線上に点を取り、既存の人物の頂点、底辺を通して線を引きます。
立ち位置を決めます。
人物を描きます。
身長の違う人達を描く
一つの画面に複数の人物を描く場合、それぞれ身長が異なるのが普通です。では、身長差のある人達を正しいパースで描くにはどうすればいいのでしょうか。以下がその描き方です。
まず、一人人物を置きます。
円の辺りに身長の異なる人物を描きたいとします。
最初の人物より背の高い人物です。最初の人物と同じ場所から線を引きます。
水平線から伸ばした線から目的の場所へ横に線を延ばします。
場所を決めます。これが2番目の人物のこの位置での正しい身長になります。
赤い線は最初の人物のこの位置での正しい身長です。
身長差のある二人の人間を、正しい奥行きで別の場所に描く事が出来ました。
リンク