ババ抜きの概要
手札を早くなくした人が勝ち。手札がなくなった順に抜け、最後まで残った人が負けです。ババ抜きのババはジョーカーのこと。
■プレイ人数:3~8人
■使用カード:53枚(1組52枚+ジョーカー、またはQを1枚除いた51枚)
ババ抜きの配り方
親(ディーラー)が左隣から時計回りに1人1枚ずつ、全てのカードを配る。1枚多く配られる人がいても構わない。
ババ抜きの流れ
1.親がカードを均等に配る
ゲーム開始前、手札に同じ数字のカードがあればペアにして場に捨てます(マークは無関係)。3枚同じ数字のカードがあっても捨てられるのは2枚まで。しかし、4枚同じ数字のカードがあれば4枚とも捨てられる。
親の左隣の人が開始プレイヤー。開始プレイヤーBは左隣のプレイヤーCに数字が見えないようにカードかざし、1枚引かせます。
引いたプレイヤーCは手札にペアになるカードがあれば一緒に捨て、なければ手札に加える。今度は自分が扇状にカードを広げ、さらに左隣のプレイヤーDにカードを1枚引かせる。これを時計回りに繰り返す。
4.手札がなくなったら勝ち抜け
手札がなくなったらその時点で勝ちとなりゲームから抜ける。最終的に最後の一人が残るまで繰り返す。カードはジョーカー以外は必ずペアになるため、敗者はジョーカーを最後まで持っていた人になる。
ババ(ジョーカー)を持っていればいずれ負けるため、いかに他プレイヤーにババを引かせるかが勝負の鍵になる。
手札の無くなり方は「最後の手札が引かれて無くなった」「引いたカードが手札とペアになり無くなった」の2通りあります。後者の「引いたカードが手札とペアになり無くなった」時は、抜けた人の左隣の人が、さらに左隣の人にカードを引かせてゲームを続けます。
Qを3枚にして遊ぶオールドメイド
ジョーカーを使わないババ抜きもあります。Qを1枚抜き51枚で行う「オールドメイド」というやり方です。
この場合、Qは3枚なので1組ペアができるまではQは悪い札(ババ)にはなりません。
昔はトランプにジョーカーが無かったため、本来のババ抜きはオールドメイドのことでした。オールドメイドは年老いたメイドという意味であり、ここからババ抜きという日本語名になったとされています。
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