ジジ抜きのルール

ジジ抜きの概要

ババ抜きと一味違う似たゲーム。ババ抜きはジョーカーを使いますが、ジジ抜きは52枚から1枚抜いて、ジジを作って遊びます。

ジジが何のカードか、分からないところに妙味があります。手札を早くなくしたプレイヤーの勝ち。

プレイ人数
3〜8人程度

使用カード
1組52枚（ジョーカーを除く）

リンク

親は裏にしたカードの山から、好きなカードを1枚抜きます。これがジジとなります。伏せたまま場の脇に置いておきます。

トランプは1つの数字で4枚あります。1枚抜くと3枚となり、ペアにならない1枚が出ます。これがババ抜きのババ（ジョーカー）にあたります。

親は左隣から時計回りに1人1枚ずつ、51枚全てのカードを配ります。1枚多く配られるプレイヤーが出ても構いません。

カードが配られたら、各プレイヤーは他のプレイヤーに見えないよう手札を確認し、同じ数字のペア（AとAや7と7等）があれば場に捨てます。

3枚同じ数字のカードがあっても、捨てられるのは2枚まで。同じ数字のカードが4枚あれば、4枚共捨てられます。

親の左隣のプレイヤー（B）から始めます。自分の手札を扇状に広げ、自分から見て左隣のプレイヤー（C）に1枚引かせます。

引いたプレイヤーは、引いたカードと手札でペアが作れれば、ペアにして場に捨てます。ペアにならなければ手札に加え、先程と同じように左隣のプレイヤー（D）にカードを1枚引かせます。

これを時計回りに繰り返します。

手札の無くなったプレイヤーから勝ち抜けします。残ったプレイヤーは抜けたプレイヤーを飛ばしてゲームを続行します。

他プレイヤーからカードを引いて手札が無くなった場合、次のプレイヤー（A）が、その次のプレイヤー（B）にカードを引かせます。

最後に残ったプレイヤーの負け。

ジジ抜きはババ抜きと違い、どのカードがババ（ジジ）なのか分かりません。そこにババ抜きにはないスリルを楽しめます。

参考文献

リンク