カシノのルール

カシノの概要

場に出されたカードと手札のカードを使って取り、21点以上になれば勝ちです。日本の花札に通ずるカードゲームです。2人、3人、4人、6人で遊べます。

使用カード
1組52枚(ジョーカーを除く)

カードの点数
K = 13、Q = 12、J = 11、10〜2は数字通り、Aは1としても14としても使える。

遊び方

カードの配り方

カシノは1ディール中に人数に合わせて何回かゲームを行い、それをラウンドと呼びます。プレイヤー数が2人なら1ディール・6ラウンド、3人なら4ラウンド、4人だと3ラウンド行います。

ラウンドごとに親がカードを配ります。親の左隣から時計回りに1人2枚ずつ配り、さらに中央に表にして2枚置きます。これをもう一度行い、1人4枚のカードと中央に4枚の場札が置かれます。残ったカードは山札として脇に置きます。

ラウンドが始まり全員のカードが無くなる度、親は山札からプレイヤーに2枚ずつ2周、1人4枚カードを配ります。しかし、場札は最初だけで2回目以降は置きません。

ゲーム開始

親の左隣から時計回りに進行。手番のプレイヤーは手札から1枚カードを場に出します。場札と同じ数字の手札を出すと、場に出ている同じ数字のカード全てを取る事が出来ます。これをテイクと言います。

尚、場に取れるカードが無ければ、手札から1枚場に表にして出して終わります。場に取れるカードがあっても、戦略としてわざと取らないことも出来ます。

手札のどれかのカードの数字が、複数ある場のカードの数字を足した数と同じになる場合、足す組み合わせのカード全てを取る事が出来ます。これをビルドと言います。

例えば、場に5と6がある場合、手札に11(5 + 6 = 11)があれば、場に出すことで5と6のカードを取れます。一度に出せるカードは1枚のみです。

Aは1としても14としても使えます。場に2、8、4(2 + 8 + 4 = 14)があれば足して14ですから、手札にAがあれば出して取る事が出来ます。場札にAがある場合も1と14どちらとしても使えます。

場に出ているカードを全て取る事をスイープと言います。スイープ1回につき1点のボーナスが貰えます。次のプレイヤーは場札が無いため、手札から好きなカードを1枚場に出さなければなりません。

山札と手札が全て無くなったら1ディール終了、採点します。ディールが終了した時点で場札が残っている場合、最後に場札を取ったプレイヤーが貰います。

採点方法には癖があるため気をつけて下さい。

①カードカードを一番多く取ったプレイヤーが3点。一番が複数いる場合は各2点。
②◆ダイヤ◆のカードを一番多く取ったプレイヤーが1点。一番が複数いる場合は各1点。
③ビッグカシノ◆の10を取ったプレイヤーに2点。
④リトルカシノ♠の2を取ったプレイヤーに1点。
⑤エースAのカードを取ったプレイヤーに1枚1点。
⑥スイープ1回につき1点。

1ディール終了し採点を終えたら、親の左隣のプレイヤーを新たな親にして次のディールに入ります。こうして或るディール終了時、21点に達したプレイヤーがいたら、そのプレイヤーの勝利です。

21点以上が2人以上いた場合、最も高い点数のプレイヤーの勝利です。点数も同じなら上記の採点方法を、①から⑥まで順に採点していき、先にその点数に達したプレイヤーの勝利です。

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