大富豪(大貧民)のルール

大富豪(大貧民)の概要

40年前に日本で大流行して定番トランプゲームになりました。多くの特殊ルールがありますが、ここでは最も標準的なルールを解説します。

使用カード
1組52枚 + ジョーカー1枚

カードの強さ
強い順に、ジョーカー > 2 > A > K > Q > J > 10 > 〜 > 3。

ゲームの流れ

配り方

親は左隣から時計回りに1人1枚ずつ、全てのカードを配る。手札の枚数に1枚差が出ます。2回戦以降は前回のビリ(大貧民)が親となり、リードも行います。

ゲーム開始

最初の親は適当に決め、親が最初のカードを出します。この最初のカードを出す行為をリードと呼びます。リードは同じ数字なら1〜4枚まで何枚でも出せます。

リード後は、時計回りに直前のプレイヤーが出したカードより強いカードを出します。出せなかったり、出したくない場合はパスを選択する。

一巡で必ず終わるわけではなく、強いカードが出され続ける限り何周でもします。一度パスしても、手番が回ってくればカードを出すことが出来ます。

出すカードの枚数はリードで出された枚数に合わせなければなりません。リードで2枚なら以後同じく2枚で、且つより強いカードでなければ出せません。3枚なら3枚、4枚なら4枚です。ジョーカーはどのカードの代わりにも使えますが、リードを5枚で出すことはできません。

あるプレイで、以降全ての人がパスした場合、出されたカードは全て捨てて、最後のカードを出したプレイヤー(他のプレイヤーをパスさせた人)が改めてリードします。

手札をなくせば上がり。なくした順に大富豪→富豪→平民→貧民→大貧民と良い順位が付きます。

2ディール目以降は、大貧民になったプレイヤーが親になります。そして配られた手札から、大貧民は大富豪に最も強い2枚を渡し、大富豪は大貧民に最も弱い2枚を渡します。貧民は手札で最も強い1枚を富豪に渡し、富豪は最も弱い1枚を貧民に渡します。

その後、大貧民のリードでゲーム開始です。

特殊ルール

階段(シークエンス)

階段は数字が異なっても、同じマークで3枚以上数字が連続するカードを出せるというルール。次のプレイヤーは、階段で出されたカードより強い階段でカードを出さなければなりません。より強いとは、前のプレイヤーの階段のカードの最も強い数字(3,4,5なら5)を、自分が出す階段のカードの最も弱い数字(9,10,Jなら9)が勝っているという意味です。

革命

同じ数字の4枚のカードを出すとカードの強さが逆転するルール。自分の手番ならいつでも出せます。注意点はジョーカーが最強なのは変わらない点。

革命は何度でも起こせ、起こる度に強さは逆転します。効果はそのディール中のみで次のディールでは元の強さに戻ります。

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